たしかに過払い金請求のCMは個性が強いものが多いです。
カードローン、キャッシング等を利用したことのない、過払い請求と関係のない人にとってはCMが多すぎて不快に感じられているようです。
今回はCMを流している事務所について少し触れていきます。
インターネットで過払い金CMの評判をみるとテンションの高い声がうざい、いつまで続くのか?等の書き込みが見られます。
おそらく大手事務所のCMのことを言っているようです。
確かにとても印象的なCMですね。
ネット上でもテンションの高い明るい声のバージョンとテンションの低い暗い声のバージョンで比較されたりリミックスされたりしています。
ただあのうざいと言われる程のインパクトがあったからこそ過払い金請求というものが世の中に浸透して、それまで過払い金の事を知らなかった人がそれならば!と無料相談だけしてみたところ多額の過払い金が返ってきたという事例も実際にあります。
過払い金が発生する仕組み
2010年頃まで、貸金業者は出資法の上限金利である29.2%を上限金利として貸付を行っていました。利息制限法では、利息の上限は20%と定められています。利息制限法を超える金利で利息を受け取っていたため、出資法と利息制限法の上限金利の差が、過バライ金として発生しています。
過払い金請求が騒がれてから数年が経ちましたが、現在もテレビを見たりラジオを聴いていると結構な頻度でCMが流れています。
ネット上ではCMが増えた、多すぎてうざい等色々と言われています。
確かに日中は1時間のうちに何度も流れていますね。
なぜこんなに過払い請求のCMが増えたのかというと、大手の弁護士法律事務所や司法書士事務所が競うようにCMを流したのがきっかけと言われています。
では大手事務所はなぜこんなにも過払い金のCMを流し続けたのか?
それは単純に過払い金の知識がない方にむけて、「とにかく早く過払い金の請求をしないと時効になる!」と、煽り続けたかったからです。
依頼者の方の不安を只々煽って自分の事務所に依頼してねという目的でうっとおしいCMを流し続けていたのです。
【失敗体験】過払い金請求は事務所選びでリスク回避!
過払い金請求の成功・失敗は、事務所選びにかかっています。実際、「半年も待たされた」「50万円損するところだった」「しつこく営業されて嫌な気持ちになった」という方が、当事務所を訪れてきました。事務所選びに失敗した方の体験談を交えつつ、どんな情報が必要で何に注意すべきかご説明します。
過払い金請求自体は違法な金利で支払った部分を返してもらうだけですし、裁判所でも認められているものですので正当なものです。
支払いが終わった後に請求した場合には銀行等への影響がでるようなデメリットもありません。
ちなみに過払い金のCMを行っている事務所が、胡散臭いと思われている方も多いようです。
すべてのCMをしている弁護士、司法書士の事務所がそうではないけど、
基本的にはCMを流している大手事務所では広告にお金をかけている反面、費用は割高になることが多です。
そのため過払い金のほとんどが費用に消えて手元に戻って来なかった!
なんて話しもありますので、そういったところからも胡散臭いという評判になってしまっているのかもしれません。
過払い金請求の10年の時効について押さえておきたいポイント
過払い金が戻って来ない原因の一つに時効があります。しかし、時効については間違った認識をされている方も多いです。10年の時効の起算点はいつになるのか等を誤った情報で勘違いしないように過払い金請求をする場合の時効についてのポイントを紹介します。ご相談は司法書士法人相澤法務事務所まで。
「過払い金の返還期限が迫っています」という怖いCMもありますね。
現在も支払いを続けている方の場合には時効は進行しないので過払い請求の返還期限は迫ってはいないのですが・・・
しかし内容はともあれ、確かに過払い金には時効があります。
※最終の完済日だけでなく、分断時効等で知らない間に時効を迎える方も大勢いらっしゃいます。
また、そもそも業者が倒産すれば過払い金はほとんど戻ってこないのですから早めに請求するに越したことはないのです。
良いか悪いかは一概には言えず、これも依頼者の側の立場に立ってみると良い面もあるということですね。
過払い金の請求は時効に注意!払い過ぎた利息を確実に取り戻そう
自分が取引していた貸金業者に過払い金の請求をしようと思っている人は、時効に注意しなければなりません。 今回は、払い過ぎた利息を確実に取り戻せるように、過払い金を請求する際の大切なポイントを紹介します。
CMがいつまで続くのか?これは明確なことは言えませんが・・・
ほとんどの貸金業者が2007年に法律内の利息に見直していますし、貸金業法も改正されたので新しく借入を開始された方には過払い金は発生しません。
さらに完済から10年の期間が経つと過払い金は時効になります。
よって現在過払い金請求できるのは、
2007年以前から借入があり
完済から10年以内
の人に限るということになります。
理論上、完済せずに取引を継続している限り時効にならず過払い金は請求できる、ということにはなりますが、新規借入を開始された方の場合にはもう過払い金は発生しないわけですし、時効になって請求できる人も減っていきます。
多すぎと言われる過払い金CMがいつまで続くのかはわかりません。、
ただし過払い金は、これから新しく発生することはないので過払い金のCMはどんどん減っていくことになります。
弁護士と司法書士。過払い金請求の依頼で違いはある?
弁護士・司法書士どちらを選択してよいかは、資格の違いではなく“中身”を見ることが何より大切です。事務所の報酬体系やサービス力、交渉力がどうであるか中身のリサーチをしてこそ真に頼れるパートナーと巡り会えます。今回は、弁護士と司法書士についてさまざまな角度から比較していきます。