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過払い金とブラックリスト|カードやローン、子どもへの影響は?

ブラックリスト

「過払い金請求すればブラックリストに載るんじゃ?」と気にされる方も少なくありません。

今回は、そんな不安の声を紹介しつつ、過払い金請求とブラックリストの関係について解説していきます。

ブラックリスト登録でカードやローンを利用できなくなる?

「ブラックリスト」を気にする体験談の声1

  • 利用中のカードが使用停止になるのか
  • 他のクレジットカードも利用できなくなるのか
  • 住宅ローンや車のローンなど、各種ローンに影響あるのか
  • 二度とお金が借りられなくなるのでは?
  • 調査だけでもブラックリストるに載るのではないか
  • 自営業なので信用情報が心配

過払い金請求で信用情報に傷がつくことない?

司法書士
あいきんくん
借金をきれいスッキリ返し終わった後の請求なら、その心配は無用。完済過払い金請求とブラックリストは無関係と考えていい。

じゃあ、まだ返し終わってないうちに請求すると、信用情報に影響あるってこと?

司法書士
あいきんくん
ブラックリストの対象になり得るのは、「返済中の請求で、なおかつ過払い金額が借金額を下回って債務整理になった場合」。
残りの借金は戻ってきた過払い金で減額できる。けれど、借金が残ってしまった場合、「債務整理」になってブラックリスト入り、過払い金で一括返済できれば、「過払い状態」になって、完済請求と同じ扱いになる、つまり信用情報は大丈夫ってこと。

ブラックリスト登録になることで、信用情報に傷が入り、その後の借入や、クレジットカードの作成、ローンの利用ができなくなるのを怖れている人は多い。

でも、先ほども言った通り、完済後の過払い金請求であれば、借金を減額する「債務整理」とはまったく別物だから、心配しなくていい。

他社のクレジットカードの利用、他社からの借入審査、ローンへの影響はなし。

ただし、請求対象のカードは過払い金請求で解約になるから、影響は避けられない。

これはブラックリストとは関係なく、過払い金請求されたカードを解約にする業者がほとんどだから、そこだけは注意して欲しい。

【影響】過払い金請求 カードやローンへの影響まとめ

請求対象の
カード
完済の場合
他社カード
各種ローン
返済中の場合
他社カード
各種ローン
影響は?
NG
解約になる
check
なし
NG
「過払い状態」になればなし、「債務整理」になればあり

仮にブラックリスト入りしたらどんな影響が待ち受けている?

「ブラックリスト」を気にする体験談の声2

  • ブラックリスト登録で今後の生活に支障をきたす
  • 自分がブラックリストに載ったせいで、身内や大きくなった子供にも迷惑をかけるのではないか
  • ブラックリストに載れば社会的信用を失ってしまう

ブラックリストに載るだけで、人生終わりみたいなイメージもある・・・

司法書士
あいきんくん
確かに名前の響きが重くて、ヤバい感じはするよね。でも、仮に載ったとしても、そのせいで人生が終わるわけじゃないし、永久に登録されたままということはないから、必要以上に怖れなくていいよ。まして、関係のない家族が巻き添えを食うなんてあり得ないから。

ブラックリストの影響って、お金が借りられなくなったりカード作れなくなったりすることだけ?

司法書士
あいきんくん
一般的にはそうだね。融資やカード、ローンの審査に悪影響を及ぼすのは間違いない。さっきも言ったけど、永久に登録されるわけじゃなく、10年程度で解除されるって話だから、その後は問題なく金融機関のサービスを利用できるようになるはずだよ。

ブラックリストは通称であって、本来は「信用情報機関に登録された事故情報」と言うのが正しい言い方。

延滞、債務整理といった、問題ある事故情報が信用情報機関に登録されれば、確かに融資やローンの審査で不利になる。

「お金を借りる」「購入代金を分割で支払う」といった金融サービスを、しばらくの間利用できなくなるというペナルティは覚悟しなきゃいけない。

教育ローンへの影響も考えられるから、小さなお子さんのいる家庭は慎重になるよね。

過払い金請求でブラックリストだけは避けたいというのであれば、きちんと完済してから請求すれば安心だよ。

ブラックリストで想定される影響
  • クレジットカードの新規作成
  • 各種ローン審査
  • 銀行などの融資審査
  • 携帯電話の分割購入
  • 賃貸マンションの審査 など

ブラックリスト情報が公開されてみんなに知られてしまうことない?

「ブラックリスト」を気にする体験談の声3

  • ブラックリストに載ってたくさんの人に知られてしまう
  • カード会社のブラックリストに掲載されてしまうのじゃないか、その情報が第三者にわたってしまうのではないか

「ブラックリストに載った」という情報が、世間に広く知られてしまうことはない?

司法書士
あいきんくん
それはない。信用情報はあくまで銀行や消費者金融、クレジットカード会社といった金融機関が融資の審査のために参照する情報だから、世間に向けて大々的に公開されるなんてことはない。

金融機関の人に知られるだけか。

司法書士
あいきんくん
金融機関の人が知るといっても、「要注意人物」みたいなリストを各社に配布したりするものじゃないからね。審査で過去の借金履歴に問題ないか調べたときに、「あ、この人はブラックだ」とわかるシステムってこと。裁判所の官報や登記情報とは違うからね。ただし、自分の信用情報がどうなっているかは、自分で開示して調べられるよ。

ブラックリストは何も「さらし者」にするためにあるものじゃない。

お金を貸す側の金融機関が、リスクを犯さないために、過去に延滞や債務整理をした人の情報を運用管理するためのシステムだよ。

嫌がらせのためにあるシステムじゃないってことを知っておこう。

あと、信用情報機関とは別に、「社内ブラック」という、各業者が独自にリストアップする顧客情報もあって、どんな運用がされているかは正直内部の人間にしかわからない。

ただ、情報流出のリスクをいたずらに怖がる必要はない。だって、個人情報保護の問題があるわけだし、個人情報が流出してしまえばその会社こそ責任が問われ、社会的信用を失ってしまうことになる。

昔は怖かった消費者金融も今は企業モラルが問われる時代、その辺りはしっかりしているところがほとんどだから、過剰に心配して請求しないのはかえってデメリットだよ。

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