過払い金請求のシステムと過払い金に関しての知識が全くなかったことが一番不安でした。
いろいろと調べてみても、自分の解釈が間違っていたらどうしよう。
世間では法務事務所に依頼しても、大した金額が手元に残らないから労力のムダだという情報も入ってくることも。
何を信じて判断したらいいかが分からず、なかなか前に進むことができなかったんだと思います。
「情報過多」にふりまわされていたことが大きな原因だったと思います。
法務事務所にお願いするということは、ものすごく労力を必要とするのではないかというイメージがありました。
何年も前に完済していて、当時の書類が一切用意出来ず、時期や金額等もうろ覚えだったため、仕事をしながら忙しい中、自分に出来るかな?と気になっていました。
また、先生方にお願いをした経験がなかったため、なんとなく近付きにくい印象もありました。
「過払い金請求」が世の中で広まりはじめて、「私にもチャンスがあるかも知れない」という期待感がありながらも、自分が借金をしていた事やなかなか返済できなかった状況を第三者に開示することにとても抵抗感がありました。
はずかしい気持ちや情けない思いをさらけ出すことがなかなか出来ず、請求したい気持ちから目を背けていました。
ですが、今回思いきって先生方にお願いして良かったと心から思います。
戻ってくる金額にも満足していますが、何よりも「請求出来たこと」で私自身がスッキリしました。
もやもや勇気が出せなかった数年間は何だったんだろう。
自分で依頼する決心が出来たこと、依頼する時間をつくれたことがとても励みになっています。